お知らせ
さつまいもで広がる地域の輪-ボランティアと作り上げた秋の味覚祭
令和7年11月14日、チェリーガーデンにて、クラシ・エール川西のボランティアのみなさんと一緒に「やきいも大会」を開催しました。チェリーガーデンで収穫したさつまいもを使い、秋の風物詩を楽しむあたたかな会となりました。
準備の様子:主婦力が光る、手際の良さ
庶務の職員が焚火の準備や道具の設置を行い、クラシエールからは総勢14名のボランティアさんが参加しました。
さつまいものカットやアルミホイル巻きはお手のもの。「こうやって焼くのが一番美味しいのよね!」「さすが主婦!もう終わっちゃったわ!」と、笑顔があふれる雰囲気の中で作業が進みました。

利用者様も見学に:焚火の香りとともに過ごすひととき
準備の様子を見に来られた利用者様からは、「おいしそう!お芋が食べられるなんて夢みたい!」といったお声も聞かれ、焚火のゆらめきと香ばしい匂いに包まれた穏やかな時間となりました。

栄養の話も:PT鈴木部長による“さつまいもの健康効果”
焼いている合間には、理学療法士の鈴木部長より、さつまいもの栄養や健康効果についてのお話があり、ボランティアさんたちは「なるほど〜」と熱心に耳を傾けていました。
食事形態に合わせた調理:スイートポテトも登場
焼きあがったさつまいもは、利用者様の食事形態に合わせて丁寧に加工しました。
皮を剥いて食べやすくカットしたり、潰してバターと合わせてスイートポテトにしたり、カップに盛り付けたりと、それぞれが役割分担し、息の合った作業であっという間に準備が整いました。

利用者様へ直接お届け:介護現場を知る機会に
完成した焼き芋とスイートポテトは、ボランティアさんが直接利用者様へ配布しました。
「こうやって介護の現場が動いているんだね」「職員さんがこんなに一生懸命なら、自分の将来も安心だね」など、介護の現場を知る貴重な機会となり、職員の努力を実感していただける時間となりました。

来年へ向けて:前向きな声がたくさん
イベント終了後には、「今年でやり方が分かったから、来年はもっとスムーズにできるね」「また手伝えることがあったら呼んでね」など、来年に向けた明るい声も聞かれました。
おわりに:地域とともに歩む光仁会へ
医療法人光仁会では、施設・利用者様・地域のみなさまが交流できる取り組みを今後も計画していきます。地域に根ざし、安心して暮らせる場を皆様とともに作り上げていきたいと思います。